働きやすさと働きがい。

こんばんは。



どうも。



前田です。



先日、後輩からスタッフを募集していないか
って


連絡が来た事をブログに紹介しました。



実は年末にも


「スタッフ募集していないですか?」


って言って


1人、女の子の美容師さんが髪の毛をやりに来てくれた。



聞けば、私の友達の後輩でした。



とりあえず、その日はシゾーマエダのこれからの目標とかビジョンとか


スタッフの事をどう考えているかなど


そういう類いの話をしました。



それから数日後に、友達に会って



そういえば、来たけど。って話しして。



その時に、お店を選ぶ側の気持ちを少し聞きました。



私も自分のお店を持つまでに



2店舗のサロンで働かせてもらい、経験を積ませてもらって。


それぞれのお店に良い所があって凄く勉強になりました。



そして、今は人を雇う側になって



どうすれば、働いてくれるスタッフが



働きやすい環境で



業績を上げる事ができて、やりがいや



自信をつける事ができるのかをよく考えます。



要は美容室で働く時の



働きやすさと働きがいの話です。



美容室に限らず、どこの会社でも重要な事ですけど。




働きやすさを重視すると


ぬるま湯に浸かるってよく聞きます。


それは、果たして本当にぬるま湯なのか。



実際に私は2店舗のサロンを経験して



確かに、厳しさや規律などの違いは凄くありました。


しかし、厳しくなかった方のサロンが


ぬるま湯だったとは感じてないんですね。



むしろ、今の自分には必要な経験だったと感じています。


美容師といえばコンテストに出て


良い成績を残したり、



有名なサロンに勤めて



カリスマになりたくて頑張ったり



誰かに評価してもらいたくて頑張ったり

 
パリコレ目指したり。



まぁ、本当にその美容師によって


いろいろだと思うんです。



でも、シゾーマエダの目指しているサロン像
って



そういう感じじゃないんですよね。

 


もっと根本的な所に



やりがいを感じてもらえたらなって思うんです。 



社会に出て一人でも


生きていける美容師さんになってほしいって。



それはコンテストで入賞することや



カリスマ美容師を目指す事や



パリコレを目指す事とは違いますが



もっと根本的な所。



私達が仕事ができるのはお客さんがいるから。



お客さんがいるから美容師がいて仕事が成り立つ。



まずは、ここからなんじゃないかなって。



お客さんに来てもらう事。


これが、どれだけ難しい事か。



今はネットで集客ができて


新規のお客様を獲得するのに自分が動かなくても



集客できて、当たり前のように新しいお客さんが来てくれる。  



これは、当たり前じゃない。



当たり前だと思ってやってる美容師は



お客さんが帰る時に



「ありがとうございました。」って言ってるだけで



"ありがとうございました"



の本当の重みを知らない。



シゾーマエダがネットの集客サイトに載せていないのは


スタッフにそういう部分を培わせたいっていう


意味があるんです。


ネット集客は


まだ、時期じゃない。

 

まずは、自分達で集客する。


去年は6000部ぐらい一軒一軒配ったかな。


関守君、ほぼ一人で。


大変だったと思う。それは解ってる。


でも、要領が悪かったとは思っていない。


お客さんが来てくれる重みを理解するため。


重みを学ぶんです。



若手美容師は


コンテストに出たかったら出たら良い。



カリスマ目指したかったら都会へ行けば良い。



パリコレ目指したかったら、そういう所へ行けば良い。



ただ、どこで働こうと自分次第。



ぬるま湯なんて無い。


どこで働いても自分が熱ければ


ぬるま湯だって沸騰する。



沸騰したお湯だって自分が冷たければ



ぬるま湯になる。



結局は自分次第。


自分の意思とベクトルが



どこに向いているのか自分でわかっていれば問題ない。


お店選びは今の店の基準で選ぶんじゃなくて


自分の方向性の基準で選ぶべき。



何がやりたいのか、どうなりたいのか。



分岐点やターニングポイントは誰にだってやってくる。



その時に直感を信じて動けると良いですね。
じゃ、また。

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